SNS発信までの道のり
昨年から大塚あやこさんの心理学の講座に参加している。
講座を通して、自己理解が深まる貴重な体験がたくさんあった。
さらに次のコースに進んで、もっと学びたい。
次のコースに進む条件の中にあったのは、「Facebookで顔写真を載せる」「SNSで発信する」ということ。
SNSと言えば、Facebookで随分前にアカウントを作り、2・3回イベントの写真をアップしたくらい。
その時に、自分のことを人様にさらけだすことにかなり抵抗を感じて、すぐやめてしまった。
もちろんプロフィール写真もなし。
なので、2つの条件は私にとってはかなり高いハードル・・・
それでも次のコースに参加したい気持ちが諦めきれず、SNSの発信にチャレンジすることに
した。
途中で「やっぱりやりたくない、怖い」という気持ちが出てくるのは、想定内。
案の定、投稿する文章を書き始めたら「自分を知る人にどう思われるか」とか「大した内容じゃないのに書く意味あるのか・・・」とか、いろいろ気になりだした。
たくさんSNSに投稿している友人たちと比べて落ち込んだり、悶々とすること数日。(←まだ何も投稿していない)
プロフィールに載せるようなカッコイイ写真も見つからない。
いつもの私なら、そこで面倒くさくなって投げ出していただろう。
けれど今の私は、昨年からの心の学びを通して ”私が言いたいことを言うと、人にバカにされる” という子供の頃から持ち続けていた思い込み(ビリーフ)があることに気づいている。
その思い込みが、私の中に不安や怖さを作り出し、何も行動を起こさない “いつもの私” にとどめようとしていることを知っている。
そこで、講座で学んだプロセスを思い出し一人静かに自分と向き合っていく。
まず不安や怖さが “ある” ことを認め、その気持ちを持っているときのからだの感覚を味わう。
味わいながら自分に問いかけるうちに、不安や怖さは自分が握って離さないようにしているだけで、その手はいつでもゆるめられることに気づくことができる。
そのことを思い出す、ような感覚かもしれない。
そして、不安や怖さは私にとって必要無いということが心から納得できると、シンプルに "したいから、する” で行動できるようになる。
私にとって、このからだの感覚とともに自分の心と向き合うプロセスを学べたことは、本当に大きい。
「やらない後悔よりやって後悔したほうがいい」という言葉を聞いたりするけれど、今までの私はそういう言葉を聞いてアタマで理解しても、動くことができなかったから。
私はからだの感覚で納得=肚落ちしないと、動けないタイプらしいことも学びの中で知った。
SNS発信にチャレンジすると決め不安や怖さを手放した後は、起こることや入ってくる情報が何かと私の背中を押してくれているような気がするから不思議。
友達とランチに行った時に話の流れでインスタのやり方を教えてもらい、その場の勢いで投稿して図らずもインスタデビューしてしまったり・・・
池畑慎之介さんが70歳にしてキャンピングカーで一人旅をしながらご自身でYoutube動画を投稿しているという記事を見て、その姿勢に素直に励まされたり・・・
いつも行っているカフェでお料理の写真を撮っていたら、店員さんが声をかけてくれて撮り方のコツを教えてくれたり・・・
他にも引き寄せた?と思うような、嬉しいことがいろいろあったのだけど。
小さな一歩を重ね、どうにかFacebookのプロフィール写真を変え、SNSの発信を始めることができた。
ここまでの流れが、ひとつひとつ自分でハードルを越えてきた感じがして、何だかすごく嬉しい。
たかがSNSの発信で...と思う人もいるかもしれない。
でもこれまで「この年齢で…」「今さら…」「どうせ自分には無理」「私はそういうキャラじゃないし」と思ったことは、“しない”選択をしてきた私にとって、今感じている嬉しさと喜びはかなり新鮮。
今年はこんな感じで自分と向き合いつつ、“怖いにチャレンジ” をしていきたい。
その記録をnoteに綴っていこうと思っています。
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