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コーチング・バイブル再読メモ vol.3

早いもので、6月ももう8日目。
今年の梅雨入りは早いと聞いていたのに、奈良では梅雨寒な気温が続くものの曇りの日が多いです。
雨は夜に降っているようで、ちょっと放っておくと庭の雑草が茂ります。
雑草の中には、貴重な薬草も混じっているのかもしれません。

第三章 傾聴

■コーチは傾聴する(P.92 最終段落)

コーチやリーダーは話しを聴きながら、何に焦点を当てるのかを選択していきます。そして、その選択がコーチングの方向や焦点を変化させます。これが傾聴の「影響」という言葉が意味しているところです。

コース中に読んでいた時にはまったく引っかかっていなかったようで、下線の跡形もない。リーダーが言っていたように、バイブルは何度も読まねば!
まず『傾聴』という言葉だが、それまで何十年も「注意深く静かに聴く。」と解釈していた。だが3章通してここに書かれている『傾聴』は、とても忙しい。
クライアントに対するレーザー光での焦点(Level.2)と、全方位的焦点(Level.3)を行ったり来たりする必要がある。
やっぱりActive Listeningの方がしっくりくる(けっして英語ネイティブではないけれどね。)
加えて、前章に引き続き「影響」という言葉。聴いているだけではないのだ。「影響を与えよう」と思って聴くのではないが、意識しておく必要がある。

◆比喩のスキル(P.98)

比喩のスキルは、クライアントが自分に起きていることを全身で感じ、さらにそれを掘り下げるための豊かなイメージを与えてくれます。

前項からの流れからしても、やはりクライアントには良い影響を与えたい。
クライアントにしっくりくる比喩をバシッと繰りだしたいと思うが、コース中にリーダーから何度も『違ってたらラッキーなのよ。』と言われた。
違っていた方が、クライアントは『違います。そうじゃなくて、・・・』と自分の言葉でその時の自身のイメージを言葉にし、より強く体感し、より深く掘り下げることができるからだと。
そしたらやっぱりこれ、とりあえず出す瞬発力だな。ということで、演習(P.103 5.比喩のスキル)を今の気分でやってみる。
時間をかけずにぱぱっとやってみる。

・どちらも魅力的な2つの選択肢の間で悩んでいる
もう両手で両方ともつかみかかっている感じですか?

・先がどうなるかわからないが、ワクワクするようなことを新しく始めようとしている
スタートの合図を待つレーシングカーが、エンジンをブンブンふかしているような感じですか?

・長い間何も起こらなかったのに急にすべてが動き出した
今まで止まっていた電波時計が、急に電波を受信して針が動き出したような感じですか?

・職場の環境が混沌としている
針の筵にいるのに、声だせない感じですか?

・同時に2人の人を好きになってしまった
まるでいちご味のキャンディーとミルク味のキャンディーを同時に口に入れたような感じ?

・仕事を管理できず、金銭的に損を出してしまった
あやまって大事な写真を燃やしてしまったような感じですか?

・ほとんど運動していなかったのに、急に運動しすぎてしまった
筋肉がパンパンに膨れ上がって体中に痛みがあるような感じですか?

・とんだ邪魔が入るまではビジネスが順調に成長していた
花畑の中にいきなりハチの巣が投げ込まれたような感じですか?

・思いがけない幸運が次から次へと続いた
もらった宝くじの1等が当たったと思ったら、前後賞もついてきたみたいな感じですか?

・成功
山の頂上で高らかにガッツポーズしてる感じがします。

・悲しみ
自分で自分を抱えていないと、胸が張り裂けそうな感じですか?

・疲弊
Regainのふたを開けようにも、力が入らないような感じがします。

・拒絶
鼻をつまんで、耳もふさいで、絶対に目も合わせないぞ!という感じでしょうか。

「鼻をつまんで、耳もふさいだ状態」って、けっこう難しいですね。

今日はここまで。
読んでいただいてありがとうございます。


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