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コーチング・バイブル再読メモ vol.7

CPCC試験日に合致するナンバーのベンツ(Eクラス)を見かけました。
既に一ヶ月を切っています。四の五の言ってないで、コーチング・バイブルの再読を完了させます!

第7章 自己管理

自己管理とは、コーチの意識がクライアントから離れた時、それにいち早く気づき、そこからすぐに立ち直ってクライアントとのつながりを取り戻す力を指しています。

(P.174 第一段落)

自己管理が、『自己基盤を強固なものにする』とか、『常に自分を律っする俯瞰的な視点を持ち続ける』などと定義されていたら・・・。
「5年後、また出直してきま~す」といったん中断したり、「わたしには無理だ、今かなり無理くりなチャレンジをしている」とマゾヒズムで向き合うことになっていただろう。

『気付いて、取り戻す』というのは、マインドフルネスにも通じるものがあると感じている。「思考が今ココからずれたことに気づき、その状態をジャッジすることなく受け入れ、今ココへ戻す。」
そういう視点に立つと、この章の後に出てくる『浄化のスキル』『区別のスキル』もそうだろう。思考がグルグルとさまよってどうもこうもならない時は、いっそそのグルグルにしっかりと向き合って、ジャーナリングやラベリングをやってみる。ジャーナリングで浄化され、ラベリングで区別される。

コーチとクライアントが力強い関係を築けば築くほど、2人の間の信頼感や安心感、そして率直さが増していきます。クライアントが極めて大胆で力みなぎる選択をしたり、またチームに貢献する人としてその才能を伸ばすためにより大きなリスクを取れるのは、この深い関係のおかげなのです。こうした関係がすでにあれば、コーチが意見やアドバイスを伝える余地があるでしょう。

(P.186 第三段落)

大前提は、この少し前に書かれている『コーチング・セッションにおいて、・・・、あなたが個人的な話しをするのは、ほとんどの場合不適切であり、クライアントの時間を無駄にします。』である。そのうえで、例外として上記のように書かれているということに注目したい。
意見やアドバイスは、関係が構築されたうえで「クライアントを鼓舞できる!」という確信があるとき、ようやくセッションに持ち込めるものだと、肝に銘じておこう。

視点の転換とは、クライアントの人生の中で実際に起きていることを取り上げ、見え方をシフトさせ、先ほどまで見えていなかったチャンスや道を示すのです。

(P.196 第一段落)

私がコーチングを提供していきたいと思った理由はこれだった。
三年前の冬、マイコーチの関りが、自分自身への視点を広く豊かなものにした。会社を辞め、遊び、学び、そしてまた社会へ関わっていこうとするこの期間、私のモチベーションは視点の転換によって維持されてきた。
上級コースのメンバーを筆頭に、ヨガの師やオハナ(師のもとにつながる仲間)、家族や古くからの友人、この間関わってくれた全ての人々が、たくさんの視点を与えてくれたことに感謝しよう。
そして、周囲にいる一つの視点に凝り固まって自由に動けない、そこまででなくとも、もっともっとご自身のリソースを開花させることができるであろう人々に、コーチングを届けたい!そう思ったのが、CTIを上級まで修了させる原動力となった。
これからも、しっかりと意識していこう。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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