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カルペディエム 本

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#毎日人

カルペディエム

カルペディエム、その日の花を摘め。
先のことや、過去のことを思い煩わず、今この時に意識を向けて、毎日を生きていけたらいいなと思う。
いとおしい一日一日を残しておきたい。
毎日人に出会って、毎日本を読んで。それらのことどもを言葉にして、どこかの誰かに届くといいなと思って書き始めます。

カルペディエム 本 小学校時代

本を読むことについて その1
いつから本を読むようになったのだろう。小学校高学年あたりからのメモは残っている。
電車通学をしていた小学校時代。上級生が電車の中で読んでいたのが世界文学全集の一冊。真剣に本を読む彼女の姿は今も思い起こせる。その姿にあこがれを抱いて読み始めたのだったかもしれない。
その頃はまだまだ父の選んだものを読んでいたのだと思う。くだんの上級生が読んでいた本を読みたいと父に告げたら

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カルペディエム 本 中学高校時代

本を読むことについて その2
本を読むことが生活の一部になっている。
それがいつからだったのか、本にまつわる思い出を書いてみる。

中学・高校時代、図書館が好きだった記憶がある。
高校の時には図書委員会に所属していた。部活でもなく、クラスの役割的な委員会でもなく、独立した組織の図書委員。
機関誌の名前は「コギト」。デカルトの「われ思う、ゆえに我あり」に由来したものと思われる。
閉架式の図書室があり

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