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なぜ大きい神社は、構造線の近くにあるのか?

最近、茂木先生もそうなのだが、「有名な神社は、なんで、中央構造線とかの近くにあるじゃ?」という話があります。


さて、こういうのを書きました。

https://note.com/kyokannazuki21/n/n0d0f927ec18c

この本、めちゃ、おすすめです。素晴らしいです。

さて、神武天皇はだいたい水銀朱を狙っていました。
ぶっちゃけ、金になるからです。他の国に売ったり、輸出できたりします。
遺体に腐敗予防のために塗ったり、家に塗ったり、化粧にしたり、古代とやばい薬などにも使われました。
まあ、要するに金になるのです。

三井鉱山とか、三菱鉱山とか、そういう会社オーナーになりたいわけですなwww

さて、神社は、大切な場所にあります。
当然、そういう鉱山とかの守りとして、設置したいですよね。


(1) 断層に沿って水銀鉱脈が多い。他にも金銀鉱脈などがあると思います。つまり、産業資源の場所です。

(2) 神社は祈りの場ですが、古代においては、「倉庫」や「宿泊場所」という意味があります。なぜなら、古代に旅館はないです。米などの蔵はたくさんありますが、その産業資源を狙って、争いがおきることは多々あります。武器を置いておきたいのだと思います。実際、神社の多くには、弓矢、剣、鎧を奉納されていますが、古代からそういう習慣があったのだと思います。

(※ ここでいう古代は弥生時代のことです。「城」というのはまだ感覚的になくて、「砦」という概念はあり、また吉野ケ里のように村を守るために周囲に柵や堀を作って守っていました。たぶん城が築かれるのは、より集団に殿様みたいなリーダがはっきりいて、そのリーダの仲間がいて、もっとやばい武器で襲われないと「城」まで作らなかった、築城技術もいるし、難しかったので、古代でも後ろのほう、古墳時代以降かなと思います。一応、古代城みたいなのはあるので、それとは違うことが説明不足でした。失礼しました。)


(3) 基本、「神社」は「神道」のものです。そして神道は、皇室、大和王権のインフラです。大和朝廷関係者が、使うオフィス&蔵、休憩所だと思えば、水銀朱があるところや、他の鉱脈がある場所に、神社を置きたいです。

だいたい特定の一族、資源を狙っている一族が建立します。
祭るという後ろに、「便利な集会場所や、被災や戦争になったときの、城の代わりに使いたい」的なことです。
戦国時代は、お城を建てましたが、古代に「城」という概念はないので、似たような場所を置いておきたいのです。
まあ、今でいうと町内会集会所であり、倉庫だったりするわけです。
今ほど、人口がいないのですから、「なんか、集まる場所」としてちょうどよいのです。

災害といっても、ちょっと高い、岩盤のしっかりした場所にあったりするはずです。
壊れても壊れても、元気な一族は、「集会所」的な場所として確保したかったのです。
→ だって資源確保の拠点ですから、神社や倉庫の建物が壊れても、移転はせず(近いところなら移転するかもですが)、できるだけ拠点確保の場所で、再建するわけです。主要な神社が建て直しはあるけど、資源や町ごと捨てない限りは、普通続けます。


そして、当然奈良時代、平安時代などになれば、その周辺は栄えますし、栄えたら、ちょっとでっかい社屋を建てたくなるはずです。結果、XX大社のように、お金持ち大神社になるのでした。

資源確保の拠点や、物流拠点みたいなものだと思います。
だから、儲かって人が増える地域の神社ほど、XX大社などになっていきます。
寺社町などといわれていますね。

スピリチュアルなのは、あまり考えなくてもいいかなと思います。
デルフォイのように、毒ガスが出ていたら別なのですが・・・。殺生石のあるところは、毒ガスが出ているのでわかります。
一種の、統合失調症状態になりまして、幻覚や幻聴を見ます。巫女さんたちと同じ状態になるのですね。
それと、古代人は迷信しかないので、そういう集団ヒステリーになりやすいです。これは哺乳類脳の特性なので、あっても不思議はありません。

雷の落ちやすい場所は、稲作にいいという話はしました。
もし、スピリチュアルなのを考えるのでしたら、低周波や高周波の、健康にいいものがあるかもしれないです。今でも、そういう治療器具が売っていますし、わりと効果もありますね。

AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!