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ドイツの専業主婦事情

この方のお話が面白かったので、ご紹介します。


ドイツ人、はっきりとものをいうので(アメリカ人はもうちょっとオブラートにつつむかも?)、いやー、その女性がそう言いたいのはわかります。

だって、西洋社会は一般に「アダルト重視文化」で、ちょっと前まで日本流のかわいい文化無視だったのです。
アダルト、大人といえば、自立してないといけないので、まあ比較的、こどおじ族にゆるいイタリアでさえ、「18歳か20歳か大学でたら、自立しろー」といいます。
(イタリアだけが、マンマ優先でこどおじしてもいいんだけど、ただ、ドイツやフランスに比べたら経済が弱いので、家を借りれるお金がないからかもです。私がイタリアにいったときも失業率が高く、23歳くらいの男の子1-3人でたむろしていて、町でぶらぶらぼーっとしていて、日本人観光客を見たら「なかたー」とかって叫んでましたwww 彼らの頭の中には「日本=中田選手」という知識しかないのかもですwww 情報弱者だから、いつまでも職業を得られないんだよなあ・・・)


何度か、どこかに書いたのですが、こちらの方のご指摘のように、欧米では「専業主婦です」というと、引かれます。
ある普通の日本人奥さんが、夫がヨーロッパに赴任になるので一緒にいって、パーティにいかれたのですが、「お仕事は?」と聞かれて、「ハウスワイフです」と言いました(まあ、海外でいきなり就職は難しいですしね)。そうすると、相手の質問者は、おもっきりひいていたそうです。これはどういうことかというと、欧米で専業主婦ですというと、「精神障害、肉体障害、知的障害のどれか」と思われますし、現地では実際にそうです。
やばいと思ったこの奥さんは、次回から、「家で華道や料理を教えています」とかいうようにしたそうです。外国では日本人が、日本文化を教えるのは興味があるし、別に月1回でもやれば、それだけで「仕事」になります。
お小遣いももらえますよね。


要するに「大人が自立して、お金を稼いでいなくてどうするの?」「離婚や死別になったら、どうするの? リスク管理能力もないひとね」ってことです。もちろん、「外で社会的活動しなさいよ」っていうのもあると思います。
昔は、欧米では、80年前とかは専業主婦はやはり一定数いましたが、キリスト教文化なので、教会にいってお掃除やお花を飾ったり、バザーをしたりして、貧しい人に寄付するっていう、立派なボランティアはしていたのです。
(欧米での専業主婦の増加は、19世紀産業革命で、機械化がされてきて、工場労働者が増え、また事務員なども増えて、それらが主に男性が働いていたからです。このため、17世紀や18世紀に比べたら、庶民は各段に生産性があがったのです。ですから、女性が農場で朝5時から働くっていう必要は減ってきました。一方、力仕事が優先なので、女性で働き口はわりと少なく、売り子さん、教師、看護師、女医さん、助産婦などだったのです。)

ちなみに、知人で海外赴任して、奥さんについていった旦那さんがいます。旦那さんは、いきなり英語上手になれないので、1年ほどぶらぶらしてました。専業主夫ですね。2人いるのですが、1人はデザイナーで、もう1人は技術系で博士号ももってました。ドクターです。
どちらも、旦那さんは気が優しく、奥さんのほうがかなりイケイケ ワーキングウーマンで、スキルのためなら、どこにでも行きますっていうタイプです。
ドクターでも、ポジションがあいてないと、アメリカではまあ、当然いくらなんでも肉体労働するのはいやなので、無職のままでいます。英語が苦手ならその間に、英語を習いに行きます。
デザイナーさんは1,2年していいところに就職しました。よかったです。腕がいいので、たまに仕事をお願いしましたので、副業にいいかなと思います。

男性で、働きたくない人は、「ヒモ」と呼ばれます。
うつ病やガンの闘病、家族の介護で働けないっていう人と、働きたくない人は根本的に違います。
おそらく脳の中にはやる気スィッチがあるので、あまりにも「働きたくない人」は男女に関係なく、それを押しても反応が鈍い人がいます。

この漫画が面白かったです。
本気で働きたくない女性ですが、いやー、屁理屈、小手先テクニック、手抜きなどを駆使していますwww

旦那さんはお見通しでしたwww いや、ばれないと思うほうがアホだよwww


たとえば、10個入りリンゴ 2000円と書いてあるのに、もし7個しか入ってなかったら、お客さんは怒ります。
そんなこともわからないのです。

いいわけ見苦しいし。サービスレベルアグリーメントていうのがぜんぜんわかっていません。

(「見えない家事」を旦那さんがやっているのに、奥さんが逆切れするのがまたまたおかしいwww)


上記漫画より引用



「無給」って思いこんでるのがすごいですよね。
自分が食事して、家に住んで、夫に洋服や雑貨類を買ってもらっているのに・・・。しかも手抜きだろうと、手が入っていようと、夫は「しょうがないなあ」と思いつつ、お金を出してくれています。



お友達のほうが、よほどわかっていたようです。あきれられてしまいました。
「自分は別」と思うのは、脳の癖があるのですが、それにいわれないと気づかないのは、お馬鹿すぎて泣いてしまいます。旦那さんがwww


途中で漫画の話にいってしまいましたが、合理的で自立しているドイツ人主婦は、「いまどき、共働きでしょ」「専業主婦(夫)しても、失業や妊娠中の数か月、せいぜい1,2年であって、そんな10年も20年もはありえないし、自分の才能が使われてないわ」と思っているのかもしれません。

ついでに、私が驚いたのは、欧米だと皿洗い機がビルトインだったりします。
もちろん手で洗う場合も多いのですが、ドイツ人主婦(夫もだろうけど)ってなんと、食器用洗剤を使ったあと、洗剤流す水で洗わないんだわ!!
ええー、洗剤ついたままやんか!! 化学物質なんだよ!! 子供とかやばくない!??

うーんうーん、口にいれてもいい食器用洗剤なのかなあ。
わからんけど・・・。
恐ろしい手抜き世界だった。ドイツ人主婦、おそるべし。

(ちなみにところ変わればで、中国は危険な農薬まみれなので、野菜はすべて野菜専用洗剤で洗います。それでまあ、中国人がいうには
「まあ、日本人って野菜を洗剤で洗わないの? 遅れてるー!」
だってさ。
おいおい、日本は出荷前に残留農薬検査とかあるから、農薬がいつまでもいつまでも残って、人間の口に入るのは非常に珍しいか少ないのだよ。
それに、中国みたいに、文盲の農家が農薬使用量を知らないで、農村の川がどピンクの川に変わることもないのだよ(苦笑)
それに、あんたたち、すぐニンニクとかショウガつかうけど、そういう根菜系は内部に農薬がしみついて、洗っても落ちないから!
→なので、私は絶対に中国産ニンニクは買いません。気持ち悪いし、10年ずっと安いからって食べていたら、変な成分が体に蓄積すると思います。普通に、マグロやシラス食べても、今はマイクロプラスチックが入っているそうなので、それだけでも十分怖いです。

(でもまあ、ときどき日本を貶めたい人が「日本は農薬をたくさん利用していてーーー」ってわめく。もしそうなら、30年前にたとえば日本人の子供が100%奇形で産まれるとか、すべての子供が発達障害になるとかするよ!!)

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