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古代の日本の稲作の初期状況について

何度も、日本の稲作について、回答することがあるので、一度、図にしてみました。
(ちなみに、絡んでくるのはだいたい韓国人です(苦笑)。彼らの言い分は、「ハイテクなものは、俺たちが日本人に教えてやったんだからな!」ということになりやすいのです。儒教の国ですから、上下関係をはっきりしたいらしいです。疲れます・・・・。
あとは反日思想の日本人の方です。
そんなに、稲作が日本のほうが朝鮮半島より早いと都合が悪いのか?(笑)

Wikipediaにこうある。

「一説では最も早いのは九州西北部で弥生時代早期にあたる紀元前9世紀からとされ[7]、初期の稲作は用水路などの栽培環境が整備された水田ではなく、自然地形を利用する形態で低湿地と隣接する微高地を利用していたとされている[13][17]。杉田浩一編『日本食品大事典』によれば、水稲作の日本への伝来は縄文時代後期にあたる紀元前11世紀ごろであり[5]、本格的な栽培が始まるのは近畿地方では紀元前2世紀ごろ、関東地方では2世紀ごろ、本州北端では12世紀ごろ[5]、北海道では明治時代以降であるとされている[5]。」

これを地図にかぶせるとこんなかんじ。

GoogleMapより、筆者作成

関東に来たのが2世紀で、その前にとっくに、日本の南半分では、稲作していたのに、なんで、朝鮮半島みたいに寒いところで、温かいところが向いているイネが、中国南部で栽培されていたとして、ぐるーーーっとより寒い朝鮮半島にはいってから、日本に降りてくるんじゃってかんじですね。その栽培の移動だけで、何百年かかると思ってるんだ!!?
日本国内だけでも、九州から近畿に来るだけで900年もかかってるんだぞ! 中国南部から、中国北部に行ってさらに朝鮮半島に行って、朝鮮半島を南下するのに、たぶん1500年とかかかるんじゃないか!?? →どうも、紀元前1000年くらいには稲作をしていたらしいです(無文器土器というのでわかるらしいです)。
つまり、九州よりは、朝鮮半島のほうが稲作は100年ほど後になります。

「存在した形跡はなく、長江の中流地域において栽培作物として確立してから、栽培技術や食文化などと共に伝播したものと考えられている。日本列島への伝播については、いくつかの説があり、概ね以下のいずれかの経路によると考えられている[13]。

(A) 江南地方(長江下流域)から九州北部への直接ルート、
(B) 江南地方(長江下流域)から朝鮮半島南西部を経由したルート、
(C) 南方の照葉樹林文化圏から黒潮に乗ってやって来た「海上の道」ルートである[14][15]。
ただし、多様な伝播経路を考慮すべきとの指摘もある[16]。」

それはそうかもしれないが、一番早い九州が(B)ってことはないだろうに(笑)
朝鮮半島から稲が来たというなら、気温が温かいということを説明しないといけないのです。

朝鮮半島でも稲の痕跡が出ているが、気候変動があるけど、それ「栽培したのか?」「自然で勝手に生えてるのじゃないか?」っていうのは、判断が難しい。あとジャポニカ米は、1種類とは限らないのだ。
それに「誰が?」なのだ。韓国の建国神話では、中国人が建国してるのだ。いや、クマの子孫というファンタジーな話もあるし、途中で、あきらかに「この王様、日本人じゃん!」ってのも出てくるのですな。
朝鮮半島で稲作があったとして、それ、どの民族が稲作してたんですか?? 微妙ですね。

そして、どこの国も遺跡とかって、捏造する考古学者もけっこういるのですな。ますます、錯綜しますね。


そして、黒潮の海流の流れは、こんな感じです。「黒潮圏の考古学」サイトより、引用。

おおー、素晴らしい研究ですね。じっくり読みたいサイトです。

http://ac.jpn.org/kuroshio/kaijo.htm

どうみても、縄文人は丸木舟か葦船を使える海洋民族なんだから、南中国の海岸から、出発して、黒潮とかにのって、沖縄くらいで一度止まってから、島伝に、九州に入ってくるのが自然だろうにと思うのでありました。

ちなみに、黒潮は暖流ですが、逆に冷たい寒流もあります。リマン海流です。
こちらも、地図を引用します。

でもまあ、対馬や鳥取沖くらいで、対馬海流の温かい水とぶつかってしまいますね。


「稲のプラント・オパールは20~60ミクロンと小さいため、雨水と共に地下に浸透することも考えられるため、即座に発見地層の年代を栽培の時期とすることはできないが、鹿児島県の遺跡では12,000年前の薩摩火山灰の下層からイネのプラント・オパールが検出されており、これは稲作起源地と想定されている中国長江流域よりも古い年代となっている[18]。」

(ちなみにプラントオパールって、何じゃという方はこちらをご参照ください。)

というのが、大変に微妙です。

従来仮説では、中国南部で稲作が始まっていることになっています。まあ、温かいところで育つ植物なので、温暖化な地域でないと自然には育たないですよね。原種なんだから。人間の手で、品種改良される前です。

えー、どうして、日本の方が古いの??? 日本のほうが、原産なの???やべえです。どうなるんでしょうか!???


「原産地の研究は2017年時点、考古学的な調査と野生稲の約350系統のDNA解析の結果、約1万年前の中国長江流域の湖南省周辺地域と考えられている[9]。」
長江流域にある草鞋山遺跡のプラント・オパール分析によれば、約6000年前にその地ではジャポニカ米が栽培されており、インディカ米の出現はずっと下るという[12]。野生稲集団からジャポニカ米の系統が生まれ、後にその集団に対して異なる野生系統が複数回交配した結果、インディカ米の系統が生じたと考えられている[9]。」


うーん、これは将来何か面白いものが発掘されると、素晴らしいですね!!
真実を知りたいですね!!

ちなみに、「朝鮮半島」だからといって、今の韓国人の先祖がずーっと住んでいるわけではない。彼らはもっと北にいて、半島に移動してきたのですな。
朝鮮半島に住んでいたのは、今の中国人の先祖。それも漢民族かどうかはまだわからない。青い目の白人系だったかもしれない。始皇帝が白人だったのではないかという説が出てきているし、ローランはすぐ近くで、ローランには白人系民族が住んでいたし。

他には、縄文人だって、朝鮮半島に住んでいました。いつから、いつまで?っていうのと、どの程度、まじりあって住んでいたかのほうが問題ではないかなと思われます。

ついでに、これはびっくりなのです。
5千年間、朝鮮半島に人が住んでなかった!!っていう話です。
・・・それで、5千年の間、稲とかどうなってたん??? ただの、雑穀だったんじゃないとかの可能性ない???

おまけに、クマが先祖っていうのが、面白すぎる。ファンタジーやあー。
まあ、日本にも異類婚姻譚ってのがありますけども(キツネとか、鶴女房とか・・・)。


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