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弥助 芸人説。たぶんこれで正解。

おっし。なんか産経新聞に、ちゃんと日本中世研究をしている東大の先生が弥助について解説していた。
結論をいうと「芸人 兼 ボディガード」だという話だった。

ちゃんと博士号をもっている正統派学者だ。ベストセラーもある。めでたい。信用できそうです。


「信長の周りの日本人は、弥助の黒い肌に非常に驚き、そこに興味を抱いていたようです。物珍しいというのが大きくて、信長がそばに置いたというのも、悪い言い方をすると見せ物に近く、黒人の弥助を自分の近くに置けば注目を集められ、ある意味、信長の〝力〟を誇示することができます。だから、皆に見せることが、最も重要な目的だったのではないかと。イエズス会の史料には弥助は力持ちで、少し芸ができるというようなことが書いてあります。信長のボディーガード兼芸人というのが実態だったのではないかと思います」
「敵を次から次へと斬り倒す、欧米の人がイメージする『サムライ・ウォリアー』のような存在ではなかったはずで、〝伝説の侍〟といった扱われ方には違和感を覚えます。戦ったとしても、部下を指揮するようなことはなく、一戦闘員として働いたんだと思います」

「程度の問題ということだと思います。例えば源義経が平泉で死なず、大陸に渡ってチンギスハンになったという珍説があります。主に戦前に流行した説ですが、当時から歴史学者に『あり得ない』と否定されていました。仮に義経がチンギスハンになって戦うというゲームを世界に向けて発信したら、『これはフィクションです』と銘打ったとしてもやはり、問題になると思うんですね。モンゴル最大の英雄ですから、特にモンゴルの人は怒るでしょう。歴史を題材にした創作物はもちろん、全て史実通りにはできないと思いますが、特に世界に向けて出す場合、他の国の人々の誇りを傷つけるような形になってしまうのは、外交問題にもなりかねず、配慮があるべきだと思います

おお、まともだ。この先生、素晴らしい。東大もいい先生を出した!!
先生の後半記事はこちら。

後編もまともだ。素晴らしい。もっと名前が売れてほしい。


ちなみに、私の前に書いた解説。
宮廷おかかえの芸人、タレント(なにか歌、ダンス、曲芸、芸術家とか才能があればよい)という説明を書いたが、ほぼ合致だ。
中世専門じゃないけど、当たりでめでたいwwww


こっちの人も資料を調べていたので、紹介した。
なんか「中間」(ちゅうげん 奴さんの格好で侍の下働きとかしている人です)じゃないかということだったが、そうかなと思う。中間も、なんか門番とか家の周囲をちょっとパトロールしたり、侍未満の力仕事と化する人です。
ボディガードとまでいわないけど、ちょっと近いから、これも正解かなって思う。


ついでに名前についての私の考察です。
「それに、前にもいったけど「弥助」って武士の名前じゃねーってば。
だいたい立派そうな2文字くらいの漢字なんだから、武士って。
中村主水とか、織田信長だって2文字じゃん。
それと名字もないじゃん。「家」として認められてないんだってば。

外国人だから、客人身分のどっちつかずじゃないかな。」


UBIって、フランス企業なの? アメリカじゃなかったのだ。
フランスって最近はしょうがないけど、それほど黒人はいないじゃん。なんか、売るためになんでもかんでもやりすぎじゃないの???

なんだよー。やっぱりフランス人も黒人をいじめていたんじゃねーか。
フランスのほうが謝罪しろってかんじ。

「フランスの植民地において 200 年に亘って執拗に続いていた黒人奴隷制は 1848 年 4 月 27 日のデク レによって,植民地でのデクレ公布の二箇月後に全面的に廃止されることとなり,その結果,フラン ス領植民地でおおよそ 25 万人の黒人奴隷解放された。」
なんかこういう研究があった。リンクします。

https://swu.repo.nii.ac.jp/record/7321/files/%E5%AD%A6%E8%8B%919%E3%83%BB1%E6%9C%88%E5%8F%B7_04_%E8%AB%96%E6%96%87_%E7%94%B0%E6%88%B8.pdf

ちょうどいいフランス宮廷の黒人の絵がみつからなかったのだが、ロシア宮廷には黒人の労働者(奴隷じゃなくてまあ、お給料はちゃんともらっている)がいたので、これをリンクする。
ピョートル1世が、黒人の少年を小姓みたいに使っているのがわかる。
ちなみに、ロシアの文豪 プーシキンは黒人の混血で「褐色の肌」などといわれていた。この中の男性は、曾祖父だそうだ。
ロシアはトルコに近く、トルコには黒人のハイレベル職種の人がいた。たとえば、有名なトルコの後宮には、黒人宦官長が固定ポストで常に黒人だった。(これもしかしたら、後宮の女性と浮気したら、絶対肌の黒い子供が生まれるから、宦官でなくてもばればれになるから、わざとそうしたんじゃないかなあ???)

絵を引用します。右の少年が黒人の召使(?)です。


上記より引用

というわけで、決着がついた気がするので、これで弥助問題は終わります。

(でもきっとバカ外国人がわーわーいって、ネタにでてくるんだろうなあ。ああ、面倒くさい。ぜんぜん、事実をひんまげて、自分の好きなほうに解釈するからなあ・・・。フィクションでも、もうちょっとうまく描けばいいのに・・・。)

追記
わー、こんな暴露もあったよ。よくわからんが、まあ、UBIってひどい会社みたい。
(個人的には私はフランス好きなんですが・・・。まあ、どこの国にも金に眼がくらんでしまう人はいるからなあ。東日本大震災のときに、米軍は友達作戦をしてくれて日本を応援してくれたが、実はフランスも原発ぎりぎりまで近くに行って、支援してくれたのだ(原発技術についてフランスは米国レベルに世界トップレベルなのだ)。なので、フランスがアホなことをしても、ちょっと許してやってくれいって思う。でもまあ、パリ オリンピックの開会式はまじにやらかしたよなあ・・・。フランス、ある意味、国際感覚はないんだよwww だめじゃん orz)

追加の追加

こんなのもあった。
明智の話はまったくそうだなあって思った。嫉妬されるとか、武士社会にあるかも。出世競争だもんね。



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