【記事紹介】「しろ」さんの「ことば」
自分の気持ちを相手にわかりやすく伝えられるようになりたい、
言葉を使っていろんな表現ができるようになりたい、
私はそんな思いでnoteを始めました。
「しろ」さんの「ことば」という記事は、
そんな私にとって参考となる、すてきな文章でした。
一人でも多くの人にこの「ことば」という記事のよさを伝えるために、
紹介したいと思います。
下のリンクからぜひご一読いただけると嬉しいです。
以下、私が「ことば」という記事で好きな箇所をまとめました。
冒頭からグッと心つかまれる
アイキャッチ(一番上の見出し画像)に
ハンバーグカレーが写っています。
一度食べているはずなのに、
「おいしかった」ではなく「おいしそう」
と表現しているのが私は好きです。
記事を読んでいる人の目線に立って、
一緒に写真を見ているような、
優しさがにじみ出ている表現です。
具体的なエピソードが書かれていないのが良い
「本に出会ったみたいな」という表現がすてきですね。
私がこの「ことば」という記事ですごいと思ったのは、
具体的な言葉がほとんど出てこないのに、
自然と過去の記憶が想起され、
文章が自分事に感じられるところです。
例えば、
「思いがけない言葉」というのは、
思いやりにあふれる優しい言葉かもしれないし、
自分を奮い立たせる厳しい言葉かもしれないです。
明記はされていませんが、
すんなり私の懐に入ってきて、
嬉しいことも嫌なことも思い出させて、
心地いい気分にしてくれる、そんな文章です。
具体的に語らずとも人の心を感化させるという点で、
「フジファブリック」の歌詞を彷彿とさせます。
記事を読んでいて気づいたこと
記事を読んでいて気づいたのは、
約物があまり使われていないということです。
約物とはビックリマークやカッコなどの記号のことです。
私だったら「『頑張っているな』」「『全然成長してない』」と
話口調はカッコで括りたくなるのですが、
この「ことば」という記事ではカッコはほとんど登場しません。
「!」やカッコなどの約物を使いすぎると下品な印象になるそうです。
「新しい文章力の教室」という本でつい先日学びました。
59章に約物の取り扱い方について書かれています。
句読点も使われていないので、
「ことば」という記事のジャンル自体が、
記事というより詩のたぐいなのかもしれないですね。
いずれにしても文章から上品さが垣間見えるのは、
約物をあまり使っていないからでしょうか。
それとも「しろ」さんの内面が文章に表れているからでしょうか。
自分自身の文章の書き方を見つめなおすきっかけに
私は「しろ」さんのような書き方をまねすることは到底できません。
人生のバックグラウンドから違っているように感じます。
ただ、「ことば」という記事を読むことが
自分自身の記事の書き方を見つめなおす良いきっかけとなりました。
この記事に出会えてよかった、
と心から思っています。
今後もいろんな人のnoteの記事を読んで、
自身の言語化スキル向上を図っていきたいと思います。
「しろ」さん、ありがとうございました。
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