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【業務委託契約書】【業務提携契約書】の雛形・テンプレートの使い方

「業務委託契約書 業務提携契約書 雛形 テンプレート」

と検索すると、契約書の雛形やテンプレートがダウンロードできるサイトがたくさん見つかります。

しかし、どのテンプレートを使用しても良いというわけではありません。

正しい業務委託契約書、業務提携契約書を選び、使うには、どうしたらよいのでしょう?

契約書の専門家がわかりやすく解説します。


1.業務委託契約と業務提携契約の違い


まず、業務委託契約業務提携契約の違いは何でしょうか?


✅業務委託契約とは、
「一方が、もう一方に対して、ある一定の業務の一部を委託する契約」のことです。


▶委託する(業務をお願いする)側を「委託者」
▶受託する(業務をお願いされる)側を「受託者」といいます。


✅業務提携契約とは、
「ある目標の達成に向けて2社(複数)間で協力し合うことを約する契約」のことです。



2.どのテンプレートでも好きなものを使って良いか?

上記の2つの契約は、ビジネス取引において最も多く用いられる契約と言えます。

一口に「業務委託」「業務提携」といっても内容は実に様々です。


メーカーなどが自社商品の販売や製造などを他社に行なってもらう販売店契約・OEM契約もあれば、個人事業主間の取引、企業間の取引などもあり、その種類と範囲は多岐にわたります。


契約書のテンプレートをインターネットで検索すると、無料で利用できるものが見つかりますが、果たしてどのテンプレートでも好きなものを使って良いのでしょうか?

答えは「NO」です。


インターネット上に公開されている契約書のテンプレートを使い、安易に作成した結果、本来あるべき条項がなかったり、逆にあるべきではない条項が含まれていたりすることで、せっかくの契約がトラブルの原因になってしまったという話はよくある話です。

そうなっては何のための契約書なのか分かりません。


3.正しいテンプレートを使用する

では、正しいテンプレートはどこで手に入るのでしょうか?

一番良いのは、もちろん専門家に依頼して、自社の取引内容、現状、意向に沿った契約書を作成することです。


少しでも気になること、不安なことがあれば、契約書の作成やリーガルチェックの専門家に相談して、不安やリスクを回避できる契約を締結した上で取引を開始しビジネスに専念するのが最良です。


テンプレートを使用して自分で作成するにしても、こういった事務所で作成されたり、紹介しているテンプレートを活用するようにした方が、出所の分からないインターネット上のテンプレートよりは、いくぶんか安心できると思います。


とは言っても、その内容も、自社の都合や取引内容に沿って作られたものではありませんので、その点を再度認識し、十分注意して使用する必要があります。

特に、新規取引先との契約を締結する際には、後のトラブルをちゃんと回避できるようにより慎重に取り組まなければいけません。


当事務所は、お客様のリスクを回避することはもちろん、お客様が有利に取引をすすめていける契約書の作成、リーガルチェックを得意としています。お気軽にご相談ください。

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