インボイス制度?アメリカのストライキの影響?とにかくキャステイング情報、しばらく少な目の状態が続きます。
こんにちは。
実は先月くらいからこの傾向が出始めたんですが、グループで掲載できるキャステイング情報がかなり減っています。
国内のキャステイング情報は以前からそうですが、実は年々質が劣化しており、特に最近は以前問題起こした事務所が「製作委員会」を隠れ蓑にキャステイングコールを出す件が複数みつかり、私自身も掲載に慎重にならざるを得なくなっています。まだ映画関係はマシですが、特にモデルや声優の募集内容は酷いものが多く、「出演すること」が報酬(当然ギャラなし)というものも少なくない状況です。
そして当グループは外国人案件、海外案件を多く掲載していますが、その数も現在減ってきており、また質も低下しています。これはアメリカのストライキの影響もあると思いますが、先日全米脚本家組合(WGA)のストライキは事実上終結しましたが、全米俳優協会(SAG-AFTRA)のストライキの交渉はまだ続いており、まだ今日現在(日本時間10月7日)打開の見通しはたっておりません。
そして10月に入り悪名高いインボイス制度が施行されました。私自身はこの制度に反対で廃止すべきと考えますが、施行されてしまった以上それに対応せざるを得ません。一番の懸念は役者さん、撮影クルーの大多数がフリーランスでおそらく「適格事業者(納税業者ー最低1000万以上)」でない方への影響がどうなるか、ということになります。非常に重大な懸念を抱かざるを得ません。
そしてその影響なのかどうかわかりませんが、国内も海外もキャステイング案件がここのところ減っております。そんなわけで皆さんには掲載されている案件を1つ1つ精査の上、ご応募なさることをお勧めします。
折しも管理人としてかねてから気になっていたことは、キャステイング案件のタイムラインの下の方に行けば行くほど投稿が読まれていない傾向があります。タイムラインの上の2-3件しか見ないで他のグループに飛んで行ってしまっている、というパターンが圧倒的に多いです。(グループコミュニテイには「インサイト」という機能があるので、どの投稿がよく読まれているかというのがすぐにわかるようになっています)
ということで皆さんにはこれを機会に今まで殆ど見てこなかったタイムラインの下の部分を改めてチェックすることをおすすめします。
尚、先日当グループで海外案件の国内制作のレポートを行いましたが、そちらの方も引き続き動いてはいます。すぐに始まる、といえないのが辛いですが、そちらの方でもキャステイングが発生できるように頑張ります。
映画や映像制作は今やボーダーレスにつながっています。ということは今まで何度もいってきました。全米脚本家組合(WGA)のストは終了しました。全米俳優協会(SAG-AFTRA)のストライキも近いうちに解決すると願いたいものです。
※お知らせ
既に当グループと提携しているBAE (Blue Ape Entertainment) を中心に演技リールのセッション等も行っていますが、海外目指すために「今更聞けない」シリーズの有料記事を配信する予定です。
プロフィールすらかけない役者さんとか、海外では常識のIMDBとか知らない人がまだ大多数なので、このくらい知っていないと恥かくよ、という内容のものを有料記事で配信する予定です。
お楽しみに
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