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京島鉢日記|4. 餃子のヒダを持ち越して

7:00起床、室温25.5度、晴れている気がしたが雨のようだ。

火曜日から木曜日はEXPOの休業日。僕も昼から取材仕事で外に出ていたので、テーマを記憶に求めよう。昨晩は電気湯横での芋煮会、分館での餃子パーティが同時開催されていた。振る舞いのハシゴができる街の愛しさ、そして尋常ではない量の餃子をたっぷり味わった。聞けば、キラキラ橘商店街の餃子屋さんから大量に仕入れすぎてしまったのだとか。僕もたまに家で食べるけれど、これだけ集まってみんなで味わうのは壮観だ。

鉢を作り始めてわかったことがある。鉢は水捌けが大事なので、ポットの下には水が漏れる穴がある。外に置くならそのままでいいが、室内だとあっという間に床がビシャビシャになってしまうのだ。なるほど、だから植木鉢にはお皿が添えられているのか。鉢も増えてきたので、今日はお皿を作ろう。


本日の鉢『皿は餃子のように』

細い曲線や幾何学模様を円形に配置したり、スリットを規則的に入れたりした、美しい3Dプリント品がたくさんある。餃子のヒダの形も3Dプリントと相性が良さそうなので(マジで?)、餃子風の受け皿をモデリングした。いつものSweepに加え、PolarArrayコマンドを思い出したぞ。

モデリングはシンプルだが、結構ユニークな形になった。スリットを作ると影が落ちて表情が豊かになるようだ。カクカクしたものから柔らかなカーブにしたり、壁の厚みをもっとシュッとさせても良いかもしれないな。


毎日のように日記を更新しているが、アップロードした後にも出来事がたくさん起こる。一日という単位では収まりきらないほどの情報量があるので、風呂の中や風呂上がりでスマホに書き留め、翌日に付け足しているのが編集後記の正体だ。当日と後日で二度美味しい、そんな企画になっているはずだ。少なくとも個人的には。

このnoteは「すみだ向島EXPO2024」内の企画、京島鉢日記 / Kyojima Pot Diary として 淺野義弘(京島共同凸工所)によって書かれているものです。

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