敷かれたレール
今の私になっている事
振り返ってみると
人生ってのは
つくづく気紛れで
ひどく悪戯っ子で
あぁそう言うことねって
こうなる事は決まっていた
そんなふうに言えたなら
だからと言って何を為したか
今となってはどうだって良い
一切の肯定を持って
折々の訣別を刻み
新たな出会いに淡々と
私という者が作られていく
敷かれたレールに颯爽と
私は続いていくだろう
あなたが何処に居ようとも
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール