![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91392068/rectangle_large_type_2_5d59193402167f7bd92f323184320903.png?width=1200)
依存体系
君が居ないとダメかしら
こんなものでも愛かしら
けれど長くは続かない
だから必死にしがみつく
よくあるような話しでも
微妙にそれぞれ違うから
何遍やっても繰り返す
君が居たなら良いかしら
それってやっぱり愛かしら
それもありかと頷いて
確かめ合うのも決まり事
違う違うと思っても
そうは容易く変えられず
年月ばかりを踏み均す
君と居るから僕かしら
それが育む愛かしら
気持ちに答えを告げる頃
過去は過去とて別の顔
結局分かった事もなく
僕はどうにか生きている
これもひとつの愛かしら
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール