就寝準備
夜になったら
余分な灯りは消して
眠たくなったら
君の温もりを探して
起きていたいなら
そのまま君を抱いて
静けさを聴きたいなら
君の吐息に心預けて
愛を知ってみたいなら
いっそ君の事を忘れて
夢を見ていたいなら
もう何も待たないで
朝になってしまったら
眩しさを瞼の代わりに
それでも名残惜しいなら
後、もう少しだけ
眠っている振りをして
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール