もうすぐのサヨナラ
僕は単なる馬鹿じゃない
やがて訪れる事くらい分かるさ
だからって慰めて欲しくもないし
分かった様に諭されるのなんて御免だよ
ましてやそんな風に頼ったところで
どうにかなるもんでもないからさ
甘えたくなったら甘えるから
そん時は悪いけど両の目をつぶって
優しさのひとつまみくらいは
ちょっぴりだけせがましてくれよな
もうすぐのサヨナラにだって
僕は精一杯準備しているんだから
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール