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掌に太陽を

特別だと信じていた
幼い頃の面影は
未だトイレに篭りきり

後ろ髪引く徒然に
大事な事など知りもせず
闘う事で誤魔化した

愛に抗う強がりは
今も故郷の海岸で
誰かの帰りを待っている

要らぬ覚悟に子守唄
馬鹿げた夢を生きるなら
ズレてる位が丁度良い

掌に太陽を翳す
喧騒と沈黙を掻き分けて
僕の心と話すため

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール