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布団を干したら
体内時計のお陰だか
朝日の歌に揺られてか
ふわりと夢から帰路に着き
夜明けに途切れた人生を
溶接しながら舞い降りて
目覚めに気付いていながらも
こっそり布団に潜り込む
どうせいつもと同じ日だ
あくせくしたって変わらない
そう言うどうでも良い事も
すっかり思わせ振りなだけ
尽きない悩みの軒先で
甘えていたい膝枕
欲しがる慕情が嘘を呼ぶ
ぼちぼち起きなきゃいけないか
面倒避けては行けないか
布団を干したら出発か
あなたに会いたいわけじゃない
そんな強がり言えるのも
あなたが其処に居るからで
僕はあなたが好きなんだ
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール