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ボイズンベリー

壁を伝いながら
足場を探して

時々地面に落下しても
そこから根を張って

身を喰むモノには
朽ちてしまおうが抗わず

古くなった道を
再び辿ろうともせず

身の上話しも語らない
純朴さだけの白い花

真っ赤な果実が黒ずんで
私の口を染めました

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール