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コンビニ日和

コンビニで
ストロー咥えて
雲眺め
顔を知りつつ
無言の馴染み

それぞれの
暮らしの香りを
気にしつつ
お互い様だと
目を逸らし

行ってくる
行ってらっしゃい
空耳か
からんと回る
秋の晴天



やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール