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ライムライト

舞台に上がった踊り子は
誰もが焦がれる妖しさで
燃え立つ程に輝いた

自ら招いた名声に
歓喜の木霊は鳴り止まず
いよいよ炎は燃え盛る

可憐な恋の花びらは
愛する余り飛び散って
彼女の許から遠去かる

夢とはつまり幸いか
それとも無間の牢獄か
蝕む誘いは煌びやか

それでも彼女は恋をする
今夜も舞台に立ちながら
愛して欲しいと目を閉じて

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール