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首輪

曖昧な
言葉に滲む多様性
掻き分けて
腰を折っては様変わり

心向け
視点重ねて歩んでも
リンと鳴る
首輪と鈴の相反に

訪れる
一番槍の打ち切りが
生き変わる
それを理由に油売り

顔を上げ
歩き出したら同じ道
連れ合いの
猫の首輪もリンと鳴る

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール