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人混みが漏らす言葉に顔は無い
苛立つ俺も顔を隠して歩き出す

浮かび上がっては沈殿する
消し去る事も出来ない残響

永続化する不協和音は
当然のように日常を刻む

それはまるでかけがえのない
唯一の事実であるかの様に居座る

狂乱の拠り所としてのカレンダー
全く無意味な節目に転生への試み

破壊せよ微塵も残さず破壊せよ
待ち望んだ新たな創造のために

多様性のアナウンスと異端者への冒涜
うんざりしている奴から飛び込み台

思い出のひとつも残さずに
宇宙の果てまで飛び降りろ

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール