見出し画像

あの日

何日前
何年前
いつだったか
思い出せないけど
忘れる訳もなくて

あの日
あの時
過ぎてしまう事実に
大切さだけが焼け残る
代わりなんてあるだろうか

からっぽを見る
触れる事も叶わない
気持ちは残る
どうして残る
共に生きるためか

わからない
此処に居る限り
わかっている
何度も言うよ
僕が消えるまで

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール