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君と何処かで会えたなら

今まで出会った人の数
その些細な一つ一つ
いちいち覚えちゃいられない

顔も名前も変わったり
住処も時代も移ろって
約束だなんて口説いたり

人は一人で生きるから
君は誰かが恋しくて
いつまでだって探すから

冷たい雨が降りました
日照りでひもじくなりました
涙も枯れたと泣きました

愛していたいと願います
一緒に居たいと祈ります
君と何処かで会えたなら




やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール