ちりちり燃えて
詰まった排水溝
数日間無視した
何も変わらない
それどころか
事態は悪化する
私が掃除するまで
仕様がないから
綺麗にしたって
すぐまた詰まる
暫く放ったらかして
私しか居ないから
どうせまた掃除する
いつまで続く
楽になるには
苦労がいるか
苦しんだなら
楽しくなれるか
私だけが知る気休めか
残された
想いは誰に
語るのか
ちりちり燃えて
灰になるまで
私はそれを眺めていたい
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール