待てど暮らせど
雨に濡れた並木道
レインコートの自転車が
車輪を鳴らして横滑り
止まない雨の強弱に
濡れずに済むなら良いけれど
待てど暮らせど帰れない
雨に滲んだ常夜灯
流れる雫を手鏡に
自分の背後を覗き見る
止まない雨の吐く息に
窓はすっかり曇るから
待てど暮らせど戻れない
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール
雨に濡れた並木道
レインコートの自転車が
車輪を鳴らして横滑り
止まない雨の強弱に
濡れずに済むなら良いけれど
待てど暮らせど帰れない
雨に滲んだ常夜灯
流れる雫を手鏡に
自分の背後を覗き見る
止まない雨の吐く息に
窓はすっかり曇るから
待てど暮らせど戻れない
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール