見出し画像

愛していたいもの

どんな時も
さり気なく
心のどこかには居て

私の視線が
何気なくも
温もりと同義として

たとえばすでに
失くしていても
悲しみに支配されず

共に語らい
共に迷って
変わり続ける事を

ほんの少しの
否定もしないで
素晴らしい答えなどなくても

ただ
ただ
見つめ合えるもの

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール