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白紙の言葉

ちょっと待って
伝えたい事がある
だから待って
僕は無意識に駆け寄る
その数歩先の出来事
君の瞳がこちらを向く
吸い込まれたい
一瞬が脳裏に転写される
次の拍動により
世界は再始動する
これは紛れの無い現実か
疑いを挟まず営むべき役割か
神はどこで覗いている
その傍に悪魔は居るか
心を見せて
君を読ませて
歌になるまで
何万文字も

何か言おうと
僕は閉ざされ

白紙の言葉が
歩き始める

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール