嫌われ者
身を粉にして
見返り欲しさに犠牲を払い
真面目に生きては
面白くない奴と言われ
純粋そのもので
誰かの為にと言いながら
腹に一物抱えては
汚い奴と言われ
不審火の情熱
燃やして全部失った
そう観念した時には
間違ってはいないと言われ
俺は嫌われ者
時々思い出してみれば
愛されてる事も忘れるから
因果応報なんてクソっ喰らえ
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール