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ソウルダイヴ

お前の中に飛び込みたい
気付かれないまま沈みたい
来世か現世か黄泉の国
彷徨うお前が立ち止まり
いつか頷く事だろう
それが叶うかどうかなど
今の俺にはどうでも良い

ありきたりの決めゼリフ
指先ひとつの恋心
浪費が似合う叫びの連鎖
聴きたくもないのに相槌か
少しは静かにしてくれよ
過去になるのが早過ぎて
俺は黙っていたいんだ

お前の中に飛び込んで
気付きもしない魂の
尻尾を掴んで揺さぶって
未来に生きるお前でも
ある日涙を知るだろう
それが憂いになろうとも
俺の命がそうさせる

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール