青い炎
命を刻む心の臓
燃えていなけりゃ死んじまう
沸き立つ不純をくべながら
灰は枯れ木に振りかけて
滓は墓場に埋め直す
魂宿った肉の塊
銘銘集めた何者か
現は寝惚けた朝の風
潰えた帳の遥か先
終わりと初めのラブホテル
青い炎を纏うまで
耐えるか忍ぶか壊れるか
虫の死骸を数えても
眉毛ひとつも動かさず
遺す言葉と訣別を
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール