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いつまでも僕

何だか夢見がち
あはは
単なる世間知らず
大人ぶって
苛立ちを世相に反映
子供のフリして
彼女からの赦しを乞う

全部壊せ
ばかか
放っておけば消滅
吾の才とは如何許り
無限を知れば
来るべき絶望
逃避行としての悟り

とんがった心は
あの日の真実
夕陽に刺したまま
月を照らした
足りない僕は
有り余る無気力に
いつまでも僕

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール