境界
果報を待ったら寝過ごした
誰も起こしちゃくれなんだ
いっつも寝るまで怒ってた
しまいにゃ丸ごと黙ってた
しょうがないから旅に出た
どうにかなるさと思ってた
いまさら故郷にゃ帰れない
恋したあの子も待ってない
センチになりたい指切りに
交わした言葉は手のひらに
愛しい胸は変わりゃしない
会えない代わりに信じたい
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール