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眠りたい

眠りたい
やりたい事も
あるけれど
何をすべきか
分からない
このままじゃ
ダメになるよな
気もすれば
誰かの傷跡
見つけたら
紡いだ言葉を
渡したい
僕なんて
別に居ようが
居なくても
どうでも良いよと
言ってくれ
けれども言葉を
受け取って
一人の夜に
泣いたなら
何時迄だって
其処に在る
それを知れたら
漸くさ
思いは捨てて
眠りたい

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール