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おやすみよ

一人でいると
誰かを想い
夜は長くて
甘えてばかり

何遍も
過ちだろうと
構わない
ただ揺れながら
記憶を刻む

誰かといたら
一人で良いと
夜は暗くて
我儘ばかり

君はもう
疲れてしまって
眠るから
風を脱ぎ去り
星の向こうへ

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール