泣くだけ泣けるか
自分の一部みたいに
取り留めの無い暮らし
何時の間にか深く深く
咲くべくして根差した花
咲いたか
枯れたか
咲けなかったか
花はなかったか
実はなったか
種は落ちたか
綺麗だったか
愛しかったか
面倒だったか
大切だったか
愛していたか
愛されていたか
泣くだけ泣けるか
終わりは何処だか
分かりもせずに
泣くだけ泣けるか
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール