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最も危険な航空任務、SEADとは?

 SEAD任務とは航空機が行う作戦行動の一つで、サプレッション・オブ・エネミー・エア・ディフェンス(Supression of Enemy Air Defense)の頭文字を取ったものだ。

 和訳すると「敵防空網制圧」となり、内容としては漢字の通りだが「敵の地対空ミサイル部隊のような、他の味方航空部隊の脅威となる地上施設/部隊を専門に捜索/破壊または最低限でも電子妨害する任務」という事になる。


 では、この任務の何がどう「最も危険」なのか、順を追って見ていこう。

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