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選択肢は何個が正解?

スーパーは左回りの配置がいいのか。
右回りの配置がいいのか。

スーパーによって
違ったりするので、

そんなところからも、
戦略の違いを伺うことができる気がします。

商品の並べ方

提示方法の工夫

そんなほんのちょっとの違いが、
相手への大きな影響力の変化として
表れたりする。

そういった提示方法を
工夫しているnoteの運営者は
数多く存在する気がします。

今回の記事では、
心理学を応用した、
効果的な情報の提示方法
お伝えしていきます。

何か1つでも役に立つものがあれば、
幸いです。



❶ 初頭系列効果

初頭系列効果とは、
簡単に言えば、
物事の最初と最後が印象に残りやすい
というものです。

心理学の分野で、
被験者参加型の実験を行ったところ、
上記のような法則が唱えられるようになりました。

心理学は、
人間そのものの学問ですから、
当然、脳についても扱います。

最初に提示した情報は、
何度も脳内で繰り返されるので、
長期記憶に入りやすい。

これを初頭効果と言います。

最後に提示した情報は、
直前の情報なので、
短期記憶に残っています。

これを新近効果と言います。

言われてみると、
当たり前のことかもしれませんが、
これが活用されている場面は、
意外と多いです。

YOUTUBERの方々が作成した動画でも、

「チャンネル登録よろしくお願いします」

という声掛けをするのは、
最初であったり、
最後であったりすることが多いはずです。

スーパーの経路でも、
最初最後に何が置いてあるのかも重要。

最後はレジなわけですから、
レジ周辺に何の商品を置いてあるかは、
経営者の思想が現れる気がします。

noteの記事や、
サイトマップでもそうですね。

最初に何の情報を提示し、
最後に何の情報を提示するのか。

そんな観点で、
自分や人のnoteのページを見てみるのも、
勉強になるかもしれません。


❷サブリミナル効果

サブリミナル効果は、
人間が知覚できない
最小限のレベルの刺激でさえも、
人間の行動に影響があることを示す効果です。

ある映画館のスクリーンの上に、
知覚できない一瞬レベルで
パッと広告が提示されました。

その結果、
その商品の売り上げが上がったそうです。

自分の行動を自分の意思で
コントロールしているように思えても、

知らないうちに影響を受けている。

コマーシャルなんかはまさにそうですよね。

最近は、
どのSNSにも至るところに広告があり、

「こんな怪しい商品誰も買わないでしょ」

と思っている商品であっても、
無意識に刷り込まれているものは、
やはり一定の効果があるのだと思います。

noteで言えば、
如何に様々なところで
そのクリエイターの姿を見るかという視点は、
影響がありそうですね。

noteでも
指折りの大きなアカウントになっている方は、
どうやって出現頻度を高めるかを
工夫しているはず。

そんな視点をもって、
トッププレーヤーを
観察してみると発見があるかもしれませんね。


❸認知不協和理論

お金があるとなぜ豊かだと思うのか。

それは、
選択肢の幅が広がるからだと思います。

人間は、
1つの選択しかない状態で選ぶのと、

複数の選択肢から1つを選ぶのでは、
幸福度、満足度に差が出ます。

これには、
認知不協和理論という心理が
働いています。

人間は矛盾することによって抱く、
不快な感情をもっていたくない生き物です。

よって、
矛盾を感じないように自分の認知を変えたり、
不快な部分から目を逸らしたり、
回避したりしようとします。

本当ならば、
たくさんの選択肢があった方が、
幸せのはずです。

でもその中から1つを選ぶ必要がある。

たった1つに絞ってしまうのですから、
選べるのに、幸せではなくなるという、
矛盾した感情が発生します。

よって、脳が矛盾を解消しようと、
選んだ選択肢の魅力を高めるようにし、
選ばれなかった選択肢の
魅力を下げる
ように働きかけるのです。

だからこそ、
選択肢があった方が、
相手の満足度は高まります。

様々なビジネスでも、
〇〇コース、
△△コース
と、
選択肢を用意しているところは多いはずです。

このような効果を狙った上で、
選択肢を用意しているところも多い気がします。

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