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アサーションなコミュニケーション。あなたはできますか?

よし!週末!

こっから貴重な時間!

よし、
とりあえず踊ろう!

うん、やっぱ止めよう!笑

いつも通りの週末を過ごします♪


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


「今の若い子は大人しい子が多い」

そのような声を
聞くことがあります。

一方で、
若い人だけに限らず、
全体的にコミュニケーションの質が
変わってきていることも感じます。

時間に追われている感覚も
理由の1つだと思いますが、

コミュニケーションの頻度や、
深さのようなものが、
どこか表面的になってきていることも
要因の1つだと考えています。

今までは、
飲みにケーションや、

「上司の言うことは聞くべき」
という価値観で、
それを補っていた部分がおそらくあった。

ただ、それに甘えて、
自立した人格を形成することから
目を逸らしてきた部分があるのも
おそらく事実。

現在のように、
無理に誘いに付き合わず、
それぞれが自分の意思を尊重する
選択をしてよい時代になった令和。

そんな中だからこそ、
相手と自分を尊重した伝え方が、
より重要になってくる気がします。

この記事では、
そのようなコミュニケーションの形である

「アサーション」

について解説していきます。

何か1つでもお役に立つことがあれば
幸いです。



理想的な人間関係

理想的な人間関係を知るには、
パートナーとの関係に注目するのが、
最も分かりやすいでしょう。

距離が近く、
親密であるからこそ、
関係性の違いが浮き彫りになりやすいからです。

理想的なパートナーとの関係は、
当然ながら、
ギブ&テイクのバランスが取れています。

どんなにきれいごとを並べても、
人間関係は、
基本的にギブ&テイクです。

仕事の分担
お互いを助け合っている比率。
よい影響を与えている割合。

職場でも、
テイクばかりしている人は、
周囲から冷たくされることが多いはずです。

そんなことをお互いが意識して、
ギブとテイクのバランスを取ろうとしている
パートナー同士は、
調和している関係といえるでしょう。

では親密な関係とは
どのような関係でしょうか。

ある心理療法家は、

「自分が自分らしくいられ、相手のその人らしさも承認できるような関係」

と述べています。

相手に対して率直な意見を言えつつも、
それを押し付けようとはしない

お互いに
自分は自分であるという感覚、
自分軸をもちあった上で、

お互いの意見を尊重し、
すり合わせているカップルだと言えます。

これはあくまで理想です。

ある大学の教授を兼任する、
臨床心理士は、

「そのようなカップルは1%もいないんじゃないかなぁ」

と、何百というカップルを診た経験から
つぶやいていました。

理想ではないからダメであるという話ではなく、
少しでも理想形に近づけていくことが
大事ということです。

では、
パートナーとの関係の
バランスが崩れる原因は何でしょうか。

その正体の1つは、
恐怖にありそうです。


妨げる7つの恐怖

相手と親密になることを
妨げる恐怖。

それを7つあげてみます。

ほとんどの人が、
1つはもっているものだと思うので、
あっても自分を責めることなく、
読んでくださればと思います。

❶依存に対する恐怖

依存することはよくないと思い、
何でも自分でやることが大切と思うが故に、

人から手伝ってもらうことに対して、
恐怖心が生まれてしまうタイプです。

依存=弱いと考えるので、
相談をあまりせずに
一人でやろうとする傾向があります。

❷自立に対する恐怖

自分は弱いと思い込み、

「自立したら助けてもらえなくなる」

という思いを抱く。

自分の人生に対して、
責任をとる度合いが低い傾向が
あるかもしれません。

❸優しさに対する恐怖

優しくされると、
自分が弱くなってしまう
そんな思いを抱くと同時に、

「優しくされる=弱いと思われている」
と解釈してしまい、
自分を恥じてしまう傾向があります。

❹感情に対する恐怖

感情を表に出すことを
よくないことだと思っていることもあり得ます。

「男の子が泣くんじゃありません」

と教わってきた人は、
悲しい感情を外に出すことに
抵抗感があります。

どうしても、
論理に重きを置いてしまいますね。

❺怒りに対する恐怖

怒りは攻撃性を表したりするので、
誰しも恐怖を抱きやすいもの。

パートナーに怒られること、
自分が必要以上に怒ってしまうこと、
そういった恐怖から、
相手と距離を取ろうとする可能性があります。

❻コントロールに対する恐怖

相手にコントロールされるがゆえに、
自分のアイデンティティを失うのではという
恐怖もあるでしょうね。

親密になるほど束縛されると思う場合は、
このケースに当てはまる気がします。

❼拒絶に対する恐怖

拒絶や見捨てられに関する恐怖。

そのようなものがあれば、
相手にしがみつきたくなり、
依存する傾向をもつことになるでしょう。

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