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一語一語に

   
 一語一語に余韻が残る。 
 一語一語に色や薫りが宿る。

 研ぎ澄まされた文には意を超えるものがある。
 滋味深く、奥深く、広がりがある。

 異なる資質や感性に補われ、完成される。
 余計なものを添えてはいけない。
 邪魔をしてはいけない。

 一語一語に余韻が残る。 
 一語一語に色や薫りが宿る。

 沈香の言の葉を紡ぎたい。
 言霊を遺したい。




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