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FCカラスト。東京情報大。壁を探しに。

久しぶりにFCカラストの試合を観戦。

監督としても選手としても関わってない時期に試合を観るのは初めてかも。

しかも会場がSFAフットボールセンターと、去年クラブ選手権で優勝した場所で、ここに来るのも去年の決勝以来。

何とも思い出深い。

観にきた理由は3つ。

①辞めた後に一度も観た事がなかったから。
②今大学で指導してて感じている「壁」の答えがあると思ったから。
③今のチーム状況が気になったから。

結論から言えば、観にきて良かった。

1と3に関しては結果が全て。

トーナメントで2連覇が掛かっているから、毎試合がある程度厳しい試合になるのは誰でも予想できるし。

なので、2、に関して深掘りしていこうかと。

今感じている壁

大学指導が思った通りの成長曲線は描けていない。

もちろん全てが順調に行く事ほど面白くない事はないけど。

ただ、想像よりも大幅に下回っている。

それを物語るのが、リーグ戦や先日の練習試合の結果と内容の乖離。

正直内容が全くと言ってもいいほど途中から進歩していない。

そこのヒントがカラストにあるのではないのかと。

もちろん監督が代わってスタイルもある程度変化はしているけど、大きくは変わらないはず。
選手がほぼ一緒だから。

その中でも観たかったのは

・メンタル
・攻守のトランジション

この部分が今一番足りてない。

戦術よりももっと前の話。

闘う為の土台のところ。

カラストはこれがあったから昨年は関東大会のFC習志野戦のみの敗戦だった。

これが観れたからなんとなく「壁」を可視化出来た気がした。

もちろんカラストのメンバーでもまだ甘い部分はあった。
トレーニングにちゃんと参加できていないからだとは思うけど。
(ちゃんと参加しなさい。)

それを今度は大学生に植え付ける作業をしないと。

ただ今の目の前の試合に勝つだけでは何も意味がないし積み上げがない。

来年1部に上がった時に戦えるようにならないと、今年を積み上げてる意味がない。

それくらい1部と2部で力の差は歴然としている。

今後に活かすために。

カラストのメンバーと比べるのはかわいそう。

もしかしたらそう思っている人がいるかもしれない。

ただ、昨年の埼玉制覇の時のメンバーは半分近くが大学生の年代。

年齢を言い訳にするのは全くもって違う話。

もちろん自分だったり、何人かの実績も力もある選手がチームを引っ張り、チームの雰囲気を作ってくれた選手がいたのも大きいかもしれない。

それでもやらないと。
今年確実に1部に上がるために。
来年1部で戦えるようにするために。

自分で土台を作らないとこのチームは間違いなく先がない。

目先の結果にこだわる意味なんか全くない。

内容に常にこだわるからこそ。

そうやってカラストで勝ち上がってチームを作ってきた。

やれることは明確になった。

あとはやるだけ。

カラストは今後とも何かしらの形で関わっていければとは。
三度目の監督は・・・今はいいや。

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