考える早さを上げる
頭の作り替え。
先日行われた練習試合で繰り返し言った言葉の一つ。
プレースピード、特に考える速さを相手に合わせないと、持っている技術やフィジカルが何も活かせなくなる。
これはカテゴリーが上がったり環境が変化するとよく起きる現象。
自分たちで言えば、中学生が高校の試合に出たり、Bチームだった選手がAチームの試合に出たり。
あとは相手のレベルが上がっても起きる。
考えて早くプレーをすると言っても、ドリブルをしないとかワンタッチプレーを増やすとかそんな単純なものでもない。
受けるタイミングや、ポジションを取るタイミング、相手が向かってくる矢印の認知を早くして「かわす、さばく」のどちらが良いかの判断。
上記は一例だけど「考える早さ」を上げていかないと、上のチームに勝つ事は基本的には不可能。
ちなみに強いチームが比較的力の劣るチームに苦戦するのはこれの逆パターン。
プレーの判断する時間に余裕があり、「考える」スピードが遅くなってプレーのスピードが遅くなってしまう。
俗に言う「相手に合わせる」ってやつ。
今の時代だと技術的に優れる選手は多い。
だからこそ何が原因でミスが起きているかを見極めないと。
単純な技術ミスなのか、判断が追い付いてない事から起こるミスなのか。
考える力がまだ遅いのであれば、速いプレーでもできるように頭を作り変えることが必要。冒頭にも言ったけど。
選手の皆さん、あなたはどっちのミスが多い?
指導者はミスの原因を見極めましょう。現場にいると単純な技術ミスって解釈する人があまりにも多く感じます。
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