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Vol. 31 「質問力」

開いて下さりありがとうございます。宜しくお願いします。


対人関係で必要とされる力の一つに、「質問力」があります。質問一つで、この人はできる人、できない人と判断されるほど、質問力は大切なスキルです。

私は様々な方々と話をしたり、セミナーに参加する中で、質問力が著しく低いことに気づきました。そこで今日は、なぜ私は質問力が低いのか、また、どうすれば質問力がつくのかの2点を中心に書いていこうと思います。


1、なぜ質問ができないのか


幼少期から、「何か質問はありますか」と言われた時に質問がパッと浮かんだことはなく、いつも他人がする質問を聞いてばかりいました。なぜ質問をすることが出来ないのか。いくつか考えてみました。

・相手の話に関心を持っていない

・こんなこと聞いたら笑われる、馬鹿にされると思ってしまう

・考える癖がない

相手の話に興味や関心を持っていないと、質問ができるはずがありません。私たちは、自分が興味を示すもの(好きなスポーツ選手、アイドル、俳優など)の情報はすぐに知りたがり、自ら調べます。私もそうですが、年齢、性格、血液型、出身地、好きな食べ物など、調べ尽くします。その行為は、一種の質問の連続で、興味関心があるからこその前のめりな行動です。その好奇心を話している相手に向ければ、相手のことをもっと知りたいと思い、質問が生まれます。

相手や周りの反応を気にして質問が出来ないのは、多くの人が経験があると思います。確かに質問の内容によっては、自身の評価を下げかねないので、質問の内容は的確であるべきです。それには、常日頃から質問力を上げるためのトレーニングが必要です。それを紹介していきます。


2、質問力をつけるためには


質問力をつけるためには、日頃から、考える癖をつけ、脳を質問体質に変えることが必要です。そのために有効なのが、「自問自答」のトレーニングです。

人間の脳は怠慢であり、疲れていると、「疲れたなぁ」「眠いなぁ」とネガティブな感情ばかりを言葉にします。このような脳では、質問をパッと思いつこうとしても難しいです。

そこで、「私はなぜ今疲れているのか」と自問自答します。イメージとしては、自分の脳にいるSiriに、「Hey Siri、私が今疲れている理由は?」と問いかけるイメージです。これにより、脳は疲れている理由を検索し始めます。「昨日遅くまで飲んでたから」「今朝の会議が長かったから」「先輩に長時間説教されたから」「練習がキツかったから」などいろいろ出てくると思います。些細なことですが、これの繰り返しにより、脳が質問体質に変化していきます。これにより、人と話している時も、相手の話している内容に対して、なぜ?なぜ?なぜ?とどんどん質問が出てくるようになります。


質問ノートをつけることも良い方法の一つです。電車の中や、街中で「なぜ」と思ったことをノートに書いていき、それを1日の最後に見直します。そうすることによって、自分の質問のレベルがわかるようになります。「なぜ」と思ったことが自分で調べられることだったり、ただの自己主張ならば、もっと質問力を上げる必要があるとわかります。

人の話を聞いている時に、疑問や質問をメモに取ろうとすると、話の聞き方が、受け身ではなく攻めの姿勢に変化します。その攻めの姿勢こそが「知りたい」「理解したい」という思いの象徴で、質問を思いつく力がついてくるのです。


今日は質問力について書いてきました。私もすぐに質問ノートをつけて、毎日の習慣にします。質問力をつけて、自分が得たい情報を得て、レベルアップに繋げていきたいと思います。


今日も読んで頂きありがとうございました。もし記事を気に入って下さった方がいたら、是非フォロー、スキ、コメントを宜しくお願いします。












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