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元不登校、今の私にできること

私は今、滋賀県で不登校の親子の居場所づくりをしています。

そんな私も元不登校児です。

今は、短大を休学していて、もう学校からは離れているからと自分の中では不登校というものから切り離して生活しています。

でもそれはなぜか、私にはやりたい、いや、やるべきことがあるから。

それが最初に述べた、不登校支援なのです。

だからと言って、私自身が完全な回復を遂げたかと言えばそうではないのが正直なところです。

でもね、色んな方に支えてもらいながら生きることができています。

それって、不登校だからとかそんなんじゃなくて、誰にだってある人との関わりだと思っています。

でも、その支えに感謝をして日々頑張っているんです。

そして、私にはこんな思いがあります。

「こんな私だからこそ、伝えられる安心があるのではないか?」

まずは、不登校を10年以上経験してきた、ということ。
これは、決して自慢することじゃないかもしれないけれど、それでもこのことを口に出すことは大事だと思っています。なぜなら、当事者さんに「1人じゃないんだ」そのことを伝えたいからです。

そして、未だ回復途中であるということ。
元気になってからでよかったんじゃないの?そう思われる方もいるかもしれません。でもね、私は今やることに意味があると思っているのです。それは、「一緒に」を大事にしたいから…
1人じゃないよ、は一緒に歩まなきゃ意味がないのです。ゴールで待ってるよ、じゃ全く意味が違う。一緒にスタートから伴走するのが子どもたちにとっても親御さんにとっても、1番の安心に繋がるのではないかと考えているのです。それができるのが私ならではじゃないでしょうか?笑

さらに最も私だからこそ…なことは、
色んな当時や現在の思いを言葉にして伝えられるということ。
これって、意外と当事者真っ只中の子たちには難しいことなのです。私もそうでした。でも、私は真っ只中よりは一歩先に歩めてそうなので、思いを言葉にすることができています。数年前から始めたこの強迫っこのSNS。よく言っていただけるのは、本人の声を聞いているよう・思いを伝えてくれてありがとう、という言葉の数々。さらに、居場所づくりの関係で講演会に登壇させていただく機会も増え、その内容も、当事者の生の声を届けることです。やはり、必要としているのは、当事者の声を聞くことで、もちろん同じじゃなくても、自分の子どものことを深く知りたいと言う親御さんや周りの方々だと思います。それが、私はなんとなく始めたSNSで身についた力がありました。もちろんSNSを始めた時も、思いはしっかりあったからこそできているのですけどね…笑 私はとにかく誰かに自分の思いを知ってほしかったんだと思います。

「私はここにいるよ」ってね。

そんな、小さな訴えが、誰かの力になったこと、思いもしてなかったかもしれないけど、今となればすごく嬉しいことです!

私の今の思いや考え方、こんな感じですが、また気軽に投稿を読んでみてください。

これから、またやる気復活させます〜!!

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