木肌色と褐色の食痕の真相
定説的オオクワガタ菌糸瓶飼育メソッドでは——「菌糸瓶交換時には、旧菌糸瓶に残った幼虫の食痕と、その際に幼虫が新たに糞をした場合は、それらを新しい菌糸瓶培地に同時投入すべし」——とされていますよね。なので、これを厳守されているブリーダーのみなさんは数多くいらっしゃる筈です。
その根拠らしき説明はというと、
幼虫の食痕には腸内の共生酵母が含まれており、糞に含まれるホロセルロース残渣をを更に酵素分解し、それを幼虫が再度摂取することで大きく育つ(*最近では、更に窒素固定菌も共生