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自分のマロ箱の二次創作グッズが作られた話

kyo3

noteでは四度目まして。京と申します。普段は余暇とお小遣いの大半を二次創作の小説に費やすかTwitterでぼちぼち妄言を吐いてる普通の人間です。突然ですが皆さんは、マシュマロというサービスを知っていますでしょうか。

マシュマロとは、合同会社Diver Down様が運営されている匿名のメッセージサービスであり、作家さんや推しへの応援メッセージや感想など匿名のまま送れるというものです。私も利用させて頂いています。
そう、例えば…

夢小説が来たり

丁寧な死刑宣告が来たり

詩人が爆誕したり

やっぱり小説が来たり。

…とまぁ、中々パンチが効いたマロを頂くことが多いです。もちろん極々稀にですが新刊やお話の感想も頂いております。怪文書も性癖マロも小説も全部嬉しいですしありがたく読ませて頂いております。

さて、そんな中々個性的なマロ箱ですが



は？？？？？

とうとう勇者有志によるグッズ、京マロクリアファイルが制作されました。何を言っているか分からないでしょうが、書いている私もいまだに何が起こったのか把握しきれてません、正気か？？？
色々なことに挑戦してきたとは自負をしておりますが、自分(のマシュマロ)の同人グッズが作られたのは初めてです。きっと周囲にもいないことでしょう。届いた段ボールを切り取り線に沿って開けてこれが出てきた時の自分の笑い声はがらんどうのリビングで愉快に響き渡りました。キャッキャって笑い声、マジで出るんですね。

とはいってもこちらが突然のテロよろしく届いたわけでなく、こちらのクリアファイルを作成した狂人フォロワーことつばくろさん(@tsubakuro_28917)のスペースやDMで作成すること、いつ頃届くかなどは事前に連絡を貰っておりました。というか作成・注文するところに至ってはなんならスペースに居合わせてました。

誰か一人くらい止めなかったのかという意見が聞こえてきそうですが私は炎神戦隊ゴーオンジャーを見て健全に育ったためにエンジン全開でした。ヤバそうな愉快ヘッチャラ豪快、昨日の自分をオーバーテイク。恐らくつばくろさんも「一人じゃないんだ」その轟音(こえ)でスピードアップ　勇気が加速したものだと思われます。
皆さん、ブレーキ役の居ない自転車はこうなります。ゆずもビックリでしょう。長い長い下り坂を君を自転車の後ろに乗せてゆっくり下ろうとしたらブレーキが無いんですから。さながらマリオカートの加速床。事故まっしぐら。

…しかしこの京マロクリアファイル、中々デザインが秀逸。元々悪ノリで作られてるのになんなんだこの落ち付いたデザインと色味。大人っぽい。赤も派手過ぎずビジネスシーンにも使えそうな落ち着き具合。白字が尚更映える。駅の広告にあってもおかしくないレベル。恐らく今ドッキリを仕掛けられても気付けずに素通りしてしまう自信があるほどには素晴らしい出来だと思います。マットな質感も良く、印刷も綺麗。春から始まるキャンパスライフの必需品ですね。注目度No.1。視線という視線を独り占め。おもしれークリアファイル。

見る人が見たら分かる、とんでもない手間のかかりようですが。まだあります。


フレークシールセット(表)


フレークシールセット(裏)

つばくろさんのスキルが遺憾なく発揮されているフレークシールセット
あまりにもかわいい
動悸がする　使えない　貴重　宝に指定されるべき　かわいい　助けて
柔らかい絵柄で描かれる推しのシールが送られて気が狂わない人間の方がおかしい　かわいい　小道具なんかも描かれてて”こだわり”が凄い　ちゃんと評価されてくれ　色合いもシックでとってもcute 大人カワイイ　見てよこれ
かわいい　気が狂う

oh!京さんポストカードwatch‼
オモシロオモシロね…

こちらポストカード2種セットです。流石つばくろさん、追撃に容赦がありません。上は1月に上げられていたクドラク・クルースニクのイラスト(本当に大好き)でこれだけで「ぃ゜ぴょえぁ゛！」という声が出たんですが2枚目で人権と腹筋がバイバイしてしまいました。これが肉離れですか？
こんなん聞いてない。マシュマロ箱を開設したらまさかフォロワーにその様をイラストにして貰えるとは予想外にもほどがある。桜開花前線どころか面白最前線を突っ走っている。この才能が陽の目を浴びて芽吹くことを切実に願うばかりである。
スキルが抜群に発揮されたそれらはとんでもないクオリティで机上で異彩を放っている。当然、個人的に楽しむためのグッズなのだが良いんだろうか。これらに費やされたであろう時間を想うだけで軽く眩暈がしてくる。多幸感が凄い。

これらに手紙もついてきた。独り占めしたいのであまり多くは語らないがシールが「ツバメ」で細部のこだわりを感じた。職人？どこまでも抜かりのない徹底っぷりである。

何はともあれ届いた報告をしようと声にならない叫び声をあげてマナーモードのようにセルフで振動し動揺する私に、彼女はこう言った。

つばくろさん「びっくりしてもらえて良かったで〜す！！！」

野生のエンターテイナー？？？？？？？？？？？？？
そりゃビックリしますよ！！！自分の(マロ箱の)同人グッズが来て推しとギャグのダブルかと思いきや合計トリプルアクセル全開で来られたんですから！！！！

いっそ執念、いや愛。フォロワーの”こだわり”に私は脱帽するばかりである。我ながらいいフォロワーを持ったものである。突然だが私は狂っているおもしれ～人間が好きだ。そして、一緒に狂ったり全力で何かをしでかすのがどうしようもなく、好きだ。

目の前のクリアファイルを見て、笑みがこぼれる。さて、感想は何で送ろう。存じ上げてるかもしれないが、私の感想はとんでもなく長い。つばくろさんには覚悟をして欲しい所である。




今日もまた、マシュマロが届く。それは怪文書や性癖、カプのシチュエーションに質問、推し語りリクエストに製本作業の手伝い、悩み相談なんてものも届くこともある。私もまたそんな「一人」になるために、好きを伝えるために、誰かのマシュマロフォームを開く。

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