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【お礼】"共同養育と親同士の関係性"オンライン講演会ご報告

みなさんこんにちは。りむすびのしばはしです。

おかげさまで12/4に開催しましたオンライン講演会
どうする?!別居離婚後の子育て 共同養育と親同士の関係性
ー子どものために親同士が争わず共同養育を実践するコツとはー


今回、パパママ当事者の方、面会交流支援者、弁護士、司法関係者など面会交流や共同養育にかかわる74名の方がお申込くださり、当日も多くの方がご参加くださいました。あらためて感謝申し上げます。



■第一部パパママ体験談

パパの部では、怒りや悲しみ、争う気持ちが初期におありだったパパが、歩み寄ることを決意し、現在自由に行き来する共同養育を実践されている経緯や思いを語ってくださいました。

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ママの部では、8年かけて自身の経済的精神的自立の準備を行い、話し合いをして離婚。現在、子どもファーストに親同士として元夫さんと関わり続けているママが子どもや元夫さんへの思いなどを語ってくださいました。

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■第二部ケース研究

よくあるご相談のなかから4つのケースを取り上げ、ご相談対応や面会交流の現場支援を行うコンサルタント3名から介入方法等を発表させていただきました。

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しばはしからは、講演会開催の背景や条件を決める前に葛藤をさげる必要性につてお話いたしました。
共同養育を実践するために争って共同養育しずらい関係になっていませんか?

条件ももちろん大事ですが、その前に親同士の関係をつくるために葛藤を下げるこ
とを丁寧の行うことが結果して近道であり、長期的に円滑な共同養育を実践できることになると考えています。

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多くのご質問もいただきありがとうございます。
全てを取り上げられなかったのですが、質疑応答を4つほど取り上げさせていただきました。いただいたご質問のなかからみなさんに共通する内容についてはnoteやyoutubeなどでシェアしたいと考えております。



■聴講者からのご感想(抜粋)


講演会終了後、アンケートのご協力をくださりありがとうございます。現時点でいただいている感想やご意見で公開許可を得ている内容をシェアします。

・あらためて、りむすびのご活動は、夫婦関係、親子関係における問題を解決するうえで、これ以上ない重要な役割を果たされているのだと実感しました。

・第一部のパパ、ママの体験談は身に沁みました。おふたりから私が受け取ったメッセージは、自分自身の行動如何で状況は変わっていく、ということです。おふたりの誠実な語り口から、建前ではなく、隠しごとなしで本当のことを話されているように思い、私自身の状況にも置き換えつつ、聞き入りました。
パパさんはzoom動画の背景に冷蔵庫があり、そこから飲み物?を出されているところが映っていたりと、部屋の感じが彼の生活や個性を表しているように思い、彼の語る体験談がより身近に、リアルに、感じました。zoomの良いところかもしれませんね。

・ケース研究は、学ぶところがとても大きく、前に進めるよう背中を押していただいたように思います。取りあげられたケースがまさに私自身の状況に近かったため、私自身の問題に置き換えてみて、相手方(元妻)とのやり取りの方法について軌道修正というか違うアプローチを試してみようと思いました。問題を一つひとつ、じっくりと解きほぐしていこう、というふうに背中を押してもらいました。また、子どもとの接し方についても良いアイデアをいただきました。

・日々、当事者たちと現場で接している共同養育コンサルタントの皆さんによるレポートにはたいへん説得力がありました。有意義な時間をどうもありがとうございました。

・妻と一緒に共同養育できないか、模索している中で、共同養育を実践されている体験談やケース研究は非常に参考となりました。
妻が共同養育をしたいと思うパートナーに私がなれるように、調停では争わずに歩み寄りの姿勢を妻側に伝えていきたいです。

・しばはしさん以外のお話を長く聞いたことがなかったので新鮮かつ勉強になりました

・自身の状況はなかなか好転しませんがあきらめることなく行動していこうと勇気をもらえました。

・当事者の方のお話を聞かせて頂き大変参考になりました。パパの部での争わない姿勢が大変、という事は私も意識して頑張ろうと思います。


・前半のインタビューをお聞きしていたら自分の辛かった頃のことを思い出してしまい、様々な記憶や悲しみや苦しみや怒りそして我慢や辛抱などの複雑な思いが沸き起こって、お話しの半分くらいしか頭に入ってこないまま気づいたら終わっていました。自分の傷は塞がりつつあってこのままいけばきれいに治りそうに見えていたのだけれど押されるとまだ痛みを感じるんだな、と実感しました。

・自分の状況を省みてはまだまだマシなのだという思いと、子どものためにできることを精一杯までやり尽くそうという気持ちを新たにする機会となりました。

・今回のような他の方のご経験をお聞きする経験は初めてでしたので、数を重ねないとなかなか平常心で受け止められないだろうから、(コンディションを整えて)また参加してみたいと思うのと同時に、いつも傾聴してくださる藤原さんのお仕事のなんと尊いことかと改めて感謝の念を強くいたしました!思いきって参加してみて大変よい機会となりました。


・単独監護、単独親権の考えていた方が、共同監護、共同養育の考えにシフトしたきっかけのパターンやケースが欲しいな、と感じました。

・争わない、自分が行動する、感謝を示す 等 対人関係における大切なことをあらためて気づきました。講演会を聴くことができて良かったです。 ほか

貴重なご意見ご感想ありがとうございました。ひきつづきアンケートのご協力をお待ちしております。

■アーカイブのご案内

今回、リアルタイムでご参加いただけなかった方に向けてアーカイブもご用意いたしました。すでにお申込くださっている方へはご送付済みですが、今からでも視聴したい!という方へも配信できるようにいたしました。
詳細は以下をご覧いただきお申込みくださいね。(視聴期間は送付後から14日間です。)
アーカイブのご案内

■さいごに

今回の講演会、ゴール設定はこちらでした。

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残念ながら相手を変えることってできないんですよね。相手を説得して変えようとする時間やパワーの矛先を自分自身に向けてみて、ご自身が今日からできることを見つけられる機会になればと思っています。
とはいえ、ひとりで抱えるのはしんどいこと。特に”気持ち”や”感情”は数字ではかることもできないですし見えづらい。
そんなとき、ぜひりむすびを頼っていただければと思います。
共同養育はお相手としていくものです。お相手との気持ちの交通整理をしていきながら、夫婦から親同士の関係を築く伴走ができれば幸いです。

あらためまして、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。



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