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面会交流支援動画を通してパパママキッズが語らいました

先日、りむすびの面会交流支援者研修用に制作した面会交流の現場支援の流れやポイントがわかる動画。りむすびコミュニティで視聴会を開催しました。


りむすびの面会交流サポート、事前面談と現場支援を行う共同養育コンサルタントと、現場のアシストを行う共同養育アシスタントがペアになって支援にあたります。

りむすびコミュニティメンバーの中には、共同養育アシスタントの方も多くいらっしゃり、すでに現場に入っている方、これから支援をする予定の方、面会交流支援の現場に関心を持ってくださる方が動画を見ながら、支援の必要性、支援者の立ち位置や心構えなどを研鑽する機会になりました。

「トラブルがあったケースを知りたい」とのご質問が。
面会交流支援の現場は各ご家庭千差万別。トラブルといいますか、想定外のことももちろんありえます。
そんなとき何が大事かというと、「想像力」と「誠意」に尽きるのではないかなと思うんです。先を見据えてリスクヘッジすることはもちろん大事ですが、それでも想定外のことが起きてしまったらその場を解決するために全身全霊でサポートする。

面会交流支援も人と人のつながりです。支援者が依頼者をリスペクトし、両親それぞれの意向を汲もうと向き合う。そんなところから信頼関係が構築され、スムーズな交流につながるのではないかなと思うんですよね。

精神論、根性論のようですが、ご両親それぞれが少なからず不安を抱えながら面会交流の場におみえになります。その不安をできるだけ解消するサポートをすることで、結果してお子さんが安心してパパママを行き来できるようになるのかなと。

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さて、そんななか、今回の視聴会にはすてきなゲストが。
離婚家庭で育った大学生のさよこさん。「ひらけ、PEACE!」という団体を立ち上げ、子どもたちや親御さんをハッピーにするために、大学生が子どもたちを学びある場へ連れてつれていって交流を深めるといった活動をしています。
りむすびはさよこさんの活動も応援していきます。


そして、もうおひとりのゲストは、研修動画で子役をつとめてくれた女の子。コミュニティメンバーからの質問にも答えてくれました。

「私は土日にパパに会えるのが楽しみで、会える日まで5日間がんばってる」
「月に1回だと安心できない」って。
親の離婚というものをフラットに理解し、パパと会えていることで心が安定することを言語化している女の子は、存在自体が共同養育の必要性を体現していました。

りむすびコミュニティは、別居親・同居親、そしてお子さんの立場の方も参加し、お互いの立場への相互理解を深めることを目的としています。大学生のさよこさんは親の気持ちも知ってみたいと言ってくれてコミュニティに入ってくれました。

親同士関係が悪いまま共同養育するのもひとつですが、お子さんにとっては親同士が風通しいいに越したことはありません。
争うよりも歩み寄りをしながら共同養育を実践するために、相手を変えようとするのではなく自分自身がなにをすればいいかを考える機会を作りたい方、ぜひコミュニティにご参加くださいね。


そして、面会交流支援をともに活動してくださる方も心待ちにしています。
全国各所からのご依頼に対応できれば、そのご家庭の親子は交流を進められやすくなります。ぜひご協力いただければうれしいです。
りむすびの共同養育アシスタントになるにはコチラをご覧ください。


よろしければサポートをお願いします。いただいたサポート費用は共同養育普及に活用させていただきます!