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新年のご挨拶|共同養育普及に向けて私たちができること


新年あけあしておめでとうございます。みなさまお正月いかがお過ごしでしょうか。今年はコロナ禍で帰省などできず、ご自宅で過ごされる方も多いかもしれませんね。

私は元夫側も私の実家も帰省NGとなり自宅で年越し。りむすびコミュニティのお仲間とzoomでカウントダウンです。同居別居パパママごちゃ混ぜで昨年のふりかえりと今年の抱負をシェア。

息子は、というと、年明けに元夫宅で箱根駅伝を見るのを楽しみにしている様子。一緒にサスケの録画を見返すようです。男ならではのロマンなのですね。

■りむすびの活動をふり返って

さて、ふり返れば、昨年は春先からコロナの影響で面会交流が延期になるなど、みなさまにとっても予期せぬことが多かったと思います。

りむすびは普段からオンラインでのご相談や離婚話し合いサポート、コミュニティ交流会を展開していたので、大きな混乱もなくサポートを継続することができました。

また、面会交流サポートにおいては、「面会交流は不要不急ではない」というスタンスで、りむすび自ら中止にすることはなく親御さんのご意向に添う形でのサポートを継続することを決めました。
結果として緊急事態宣言中の実施依頼はありませんでしたが、支援者都合で実施できないという状況を作り出さずに済んだのはよかったと感じています。


また、3月末に思いつき、急遽コミュニティメンバーパパにお願いしてマニュアル動画をつくり、4/1からリリースしたzoom面会交流。

(藤原コンサルタントの声優必見!)


これでコロナで会えない間もつながっていられる!と準備万端にしていたのですが、蓋をあけると、オンライン面会交流のニーズはコロナが理由というよりは、遠方の方へのニーズが多かったという印象。

近くに住まれている方にとっては、「1ヶ月待ってでもリアルで会いたい」というお気持ちなのですよね。また、同居親側さんは家でオンラインをつなぐくらいなら時期を待って対面での面会交流を再開するというご意向も多かったです。

そんなこんなでご相談者とやりとりを繰り返すなか、りむすびがサポートさせていただいているご家庭は、緊急事態宣言解除後すぐに安全を配慮しながら再開されるなど、パパママそしてお子さんみなさまが努力をされながら交流の早期再開と継続実施をすることができました。

さらには、面会交流の頻度が拡充したり親御さん同士の関係に歩み寄りが見られるなど、微力ながらも伴走者としてお力になることの意義を感じた1年でした。


活動を通して現場を見ているなかでこんな公式を実感するところです。

「交流の頻度×親子関係×親同士の尊重=共同養育の充実度」


頻度だけではない、親子関係、そして親同士の風通し、総合的に底上げしていくことで共同養育の充実度があがっていくんだなと。そして、ハードルをあげていくものではなくできるところから徐々に始めていけばいいのだと。

■"共同養育"ということばが社会へ

一方、普及面では、コロナがきっかけでオンライン面会交流、オンラインコミュニティ、そして複数の国賠が立ち上がるとともに、"共同養育”というワードにメディアの関心が寄せられました。

webニュースにとどまらず、新聞紙面やキー局のテレビなどで「共同養育」という言葉がそのまま取り上げられるようになったのは大きな変化ですね。
10月にはフジテレビ、12月には日経新聞への掲載は記憶に新しいところです。

今年もすでに決まっているものがいくつかありますが、一時的なメディア露出は水物で流れていってしまいます。効果検証を重ねながら業界にとどまらずに広めるべく取り組んでまいります。


さて、この”共同養育”ということばや価値観が広まってきたことで、りむすびのサポートにも大きな変化が。ご相談者の層が変わってきました。

今までは「会えない」「会わせたくない」が専らでしたが、ここ最近では
「共同養育するから離婚したい」「離婚したいし共同養育もしたい」
といった女性からの相談が格段に増えてきました。

「離婚はしないに越したことない」という思いがあるので、共同養育が離婚の後押しになるのは本末転倒ですが、やむを得ない場合に共同養育が念頭にあることは、子どもにとってのダメージを最小限にとどめることができます。

別居離婚後の方だけではなく、現在結婚生活続行中、さらにはこれから結婚を考えているような次世代層へも"共同養育”の価値観が浸透するよう、ポジティブに軽やかなイメージで共同養育を広めてまいります。


■力を結集して共同養育サポートを

西野亮廣さんの言葉でこんなフレーズがあります。 
「早く行きたければひとりで行け。遠くへ行きたければみんなで行け」

2020年12月からはあらたな共同養育コンサルタント江島るな子さんが仲間入りし、2021年から4名体制、そしてアシスタント17名で活動してまいります。

・私の突っ走りの手綱を引く組織運営のブレイン望月啓代コンサルタント
・相談業務のマインドやアドバイス、そして講座講師も秀逸な藤原映美コンサルタント
・思いを文章に載せることに秀で別居親の心を真に理解する江島るな子コンサルタント
共同養育アシスタント17名

そしてコミュニティメンバーのなかには、webコンサルタント、規約系のブレイン、私のブログ記事の校閲担当などなど多くの方の支えがありりむすびの活動が成り立っています。

また、子どもの心理、法的知識、DV更生などの面では、信頼する専門家の方と引き続き連携をとらせていただきながら、今年もひとりでも多くのお子さんが両親からの愛情をたくさん受けられるよう、そして親御さんの心の面でのサポートをしてまいります。

みなさまにとって良き年になりますよう心よりお祈り申し上げます。
りむすび一同、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


*新年のご挨拶ぜひご覧くださいね ↓


■1/1−1/3臨時相談日設けます

「年末年始こそ相談したい」
1/3までの間もご相談の臨時枠を若干設けることになりました。日時調整の上となりますがご希望される方はご連絡ください。お力になれるようサポートしてまいります。
http://www.rimusubi.com/soudan


■お正月の図書「別れてもふたりで子育て」

7/20に発売されましたしばはし聡子の著書 
離婚の新常識! 別れてもふたりで子育て 知っておきたい共同養育のコツ

ご自身に気持ちの変化があると同じ本の内容もあらたな気づきがあるかもしれません。
ひととおり読まれた方はぜひ年末年始の休暇中にぜひ今一度お読みくださいね。また、これからお手に取られようと考えている方や買われたけれどまだ読まれていない方など、ぜひお手に取っていただければ幸いです。
また、ぜひamazonレビューなどお寄せいただけるとうれしいです。


■りむすびサポートへのご意見ご感想をお寄せください。

りむすびでは今後のサポートをよりよくしてまいるため、みなさまからのご意見やご感想をお待ちしております。
ご相談、面会交流サポート、話し合いサポート等をお受けになられた方、ぜひコメントをお寄せいただければ幸いです。

ご感想やご意見はコチラへお願いします。


よろしければサポートをお願いします。いただいたサポート費用は共同養育普及に活用させていただきます!